注意。
この物語はkanonの二次版権小説です。キャラクターが崩壊している恐れがあります。
さらに物語内にアニメ的な見解と原作的な見解と独自の見解が混ざっていることがあります。
ネタバレを含んでいますので読む方は注意してください。
緑やら白やらのイルミネーションが商店街に光る。
どこからかテンポの高い歌やクラシック曲が流れる。
ところどころの店の前に赤い帽子と服を着た人が呼び込みをしている。
12月に入ると同時に、こんな感じだったが、
当日になるとさらに勢いが増した気がする。
こういう人は、祭りそのものより
それに便乗したお祭り騒ぎに乗りたいだけかもしれない。
そんなことを思いながら、
俺、相沢裕一はあゆとクリスマス一色の街中を歩いた。
「たのしいねえ」
あゆは相変わらずたい焼きをほおばる。
服装も相変わらずのダッフルコートと羽の生えたリュックサックだ。
高3だというのに、身長も全く変わっていない。
髪も一時期短くなっていたが、今は元通りだ。
「そうか?ただだらだら歩いているだけだぞ?」
「うぐぅ、裕一君は風情っていうのをもっと感じたほうがいいよ」
「悪かったな。1年経っても風情を感じる余裕なんかないんだよ」
俺はと言うと、厚手のコートを着込み、手をポケットに突っ込み、
マフラーに顔をうずめている。
この街に戻ってから1年経とうとしているが、寒いものは寒い。
なぜなら、夏になってもそんなに気温が上がらなかったからだ。
夏日がない夏を初めて知った。
7年前もいたはずだが。
「ところであゆ、それ何個目だ?」
「うぐ?」
鯛の尾を口から出したまま、あゆが聞き返してくる。
「あゆの分にしては多いような気がするが・・・」
「んっ、大丈夫だよ。ひとつ、ふたつ・・・」
口にくわえたたい焼きを飲み込んでから、
腕に抱えていた紙袋の中身を数えてみる。
「・・・・・」
次第に声が小さくなってくる。
「何個だ?」
「・・・じゅうろく」
確か1人2個と考え20個買って、あゆの分は先に食ってもいいと言っていたから・・・
「・・・ごめん」
「まあいいさ、北川にはやらないでおこう」
1回頭を叩こうとして出した手を広げて、あゆの頭に軽く乗せてやった。
手を出すと寒い。さっさと行くことにしよう。
都会より一足も二足も早い雪から逃れるように、
俺たちは喫茶店「百花屋」へ駆け込んだ。
「あ、お帰り〜」
出迎えてくれたのは飾りを持って走り回っていた名雪だった。
「ありがとうね、飾り手伝って」
普通感謝の言葉の次には、
休ませるような言葉が入るものだと思っていたが。
まあ、参加者にも男勢は少ないわけだから仕方ない。
コートを入り口に掛けて、飾り付けの作業を手伝うことにした。
きっかけは、学校での名雪の言葉だった。
「もうすぐクリスマスなんだね〜」
教室で、いつもの面子、俺と名雪と香里と北川が
集まっているときに、名雪がそう切り出した。
「そういえばそんな行事もあったな」
俺はそんなに興味がないから適当に返しておく。
「よし、パーティーしよう」
瞬間的に北川が言う。
「なんでだよ」
「俺がしたいから」
「1人でやってろ」
「いいじゃないの。やろうよ、パーティー」
珍しく香里が北川に賛同した。
「私もやりたい」
名雪まで手を挙げ、少数派になってしまう俺。
「わーったよ、やればいいだろ」
やむなく、俺も手を挙げた。
「それで?どこでやるんだ?」
「いつもの喫茶店でいいでしょ。百花屋」
「4人なら誰かの家でもいいんじゃないのか?」
「なに言ってんのよ。いっぱい呼ぶに決まってるでしょ」
香里の言葉に絶句する。
「えーと、私と栞でしょ」
香里が指を折る。
「私はお母さん呼んでくるよ」
名雪の言葉に香里がまた折る。
「お前にも友達いたよな、2年と大学に」
「ああ、美汐と舞と佐祐理さんと・・・」
俺に向けられた北川の言葉に答えてしまう。
「て、どれだけ呼ぶんだよ!」
「知り合いいるだけ」
「大体舞たちは大学で忙しいんじゃ・・・」
「じゃあ連絡しなさいよ」
いまさらだが、香里や北川に道理は通じないようだ。
俺の発言権は消え去った。
そんなわけで、このパーティーに至った。
舞や佐祐理さんに連絡を入れると、喜んで来ることになった。
そういえば、卒業以来会ってなかった。
飾り付けや秋子さんの料理が揃った頃に、続々と参加者がやってきた。
「こんにちは」
まずやってきた香里に続いて来たのは、妹の栞だ。
「よう」
栞はもう学校にも来れるようになり、香里を通じて頻繁に会っている。
「あ、裕一さん、今日は呼んでいただいてありがとうございます」
「いや、俺は何もしていない。香里や名雪が勝手に決めただけだ」
「いえいえ、それでもとってもうれしいです」
「いやあ、俺は栞は抜きでいいだろと思ったんだがな」
「そういうこと言う人、嫌いです」
口を尖らせる栞。なんかこういう会話も久しぶりだ。
「じゃあ、香里と栞さんはこっちね」
名雪に連れられて同じテーブルに座った香里と栞。
昔はギクシャクしていたが、今はとても仲良く会話している。なんともほほえましい。
続いて来たのは、大学生活を送る舞と佐祐理さんだった。
「よぉっ、おふたりさん!」
「あ、裕一さん、こんにちは〜」
およそ9ヶ月ぶりの再会だが、佐祐理さんはあまり変わっていなかった。
「・・・・・」
舞も相変わらずだった。
「よお舞、元気か?」
「・・・元気」
だが、俺と佐祐理さんにしか分からないようなレベルで
口数が多くなっていることはわかる。
「大学のほうはどうだ?」
「舞すごいんですよー、成績なんてとってもよくて。
高校では私と同じくらいだったのに差がついちゃったんですよ」
「そうなのか?」
こくり。
どうやら大学でも頑張っているようだ。
ちなみに2人とも、もうすっかり元気だ。
大怪我したことも、もう忘れるほどだ。
ひょっとしてあれは、全て夢だったんじゃないだろうか。
明るく喋る佐祐理さんと、チョップを食らわせる舞を見ていると、
そんなように思えてくる。
しかし、深く考えるのはやめた。
今こうして、2人とも笑っていられるのだから。
舞に負けず劣らず無口に入店したのは、美汐だった。
「・・・」
「何か声を出してくれないと、気づかれないぞ」
「そうは言われましても・・・」
「でも、来ないかと思ったらちゃんと来たじゃないか」
「・・・招待されましたから」
目を合わせないで話すところも相変わらずだ。
その後、料理とぴろを持ってきた秋子さんが合流して、
総勢10人と1匹になった。心なし温度が高くなった。
「はいそれでは、えーと、クリスマス万歳?
カンパーイ!」
北川の適当な音頭でシャンメリーで乾杯して、
それからはもう自由時間だ。みんなばらばらに喋りだす。
そんな中。誰かがこんなことを口にした。
「裕一さんって、誰が好きなんでしょう?」
ピシッ
何かが割れる音がした。
声の方向を見ると、意外なことに佐祐理さんだった。
「さ、佐祐理さん・・・何をいきなり」
「だって、裕一さんってこんなに女の人の友達がいて、その・・・えーっと・・・」
「・・・ハーレム」
なぜか隣にいる舞が補足する。
「あ、そう。それです。裕一さんってそうじゃないですか」
いやいやいや、ちょっと待て。
「いやいや、裕一はまだそんな事出来ないって。
まあ、私が一番一緒にいるけどね」
名雪がフォロー・・・してくれなかった。
何乗っているんだ、名雪。
「いやいや、だって裕一さんは舞と一緒に暮らすとか言っていたじゃないですか。
どうなったんですか?」
対抗する佐祐理さん。ひょっとして酔ってる?シャンメリーで?
ちなみに舞は無表情でいるかと思えば、
少し赤くなって小さくなりながらケーキを食べていた。
「そんなこといったら、私だって公園でキスまでしちゃいましたよ」
「「「キスゥ〜〜〜!?」」」
栞まで便乗してきた。もうやばい。
「うぐぅ!ボクだって抱いてくれたじゃないか!」
「誤解を招く言い方をするな!」
あゆは言葉の加減というものを知らない。
俺はただ抱きついただけだったが(それでもまずいかもしれないが)、
「裕一君、あなた、ロリコン?」
香里が恐ろしいほど冷たい目で見てきた。
あゆは同い年だと言いたかったが、最早そんなレベルの話題じゃなかった。
「裕一さん・・・あなた、あの子とはお遊びだったんですか?」
美汐まで口を挟む。
「あのー・・・俺は・・・」
「あんたはちょっと黙ってて」
北川は隅に押し込められ、気がつけば俺に女子が詰め寄ってきた。
「あ・・・その・・・」
どう答えるべきか、いや、どう対処すべきか。
考えられることは1つだった。
「ん○い棒、混補駄呪!」
ポケットからお菓子を取り出し、地面に叩きつける。
たちまち煙幕が店中を占め、その隙に百花屋を脱出した。
「知り合いの長髪に貰っておいてよかったな・・・」
護身用と渡されたものが使える日が来るとは思ってもいなかった。
とりあえず全力で走って、商店街の入り口辺りまで来た。
「ここまで来れば・・・」
とりあえずベンチに座る。
クリスマスだけあって、商店街はいつもよりかなり賑わっている。
そんな中に、とてとてと走るものを見つけた。
身長的に間違いなく人じゃない。
しかも、こちらに走ってくるようだ。
近づいてくるそれは、黄金色の毛を全身にまとい、
真っ直ぐ上に耳を伸ばした、狐だった。
子狐は俺の足元で止まり、キャンと鳴いた。
「・・・!」
そいつで、思い出した。
もう1人、パーティーに呼ぶべき人がいるのを。
「お前・・・真琴か?」
違うと思いながら、足元の狐を抱いて、目線まで持ち上げる。
その狐は答えるかのように、また大きくキャンと鳴いた。
「戻るか。もう収まっているだろうし」
狐を降ろして百花屋に向かう。狐もついてくる。
何がめでたいかも分からないが、
こんな日に、みんなが幸せでありますように。
あー、長かった。
付き合っていただいてありがとうございました。
「いつかkanon書きたい!」という願望と、「クリスマスにもなんか書きたい!」という願望が混ざった結果がこれです。
ちなみにタイトルの由来は「クリスマス(聖夜)」と「Kanon(光とかなんかそんな意味)」を足しただけです。安易?
もうクリスマス関係ないような気がしますが、そこは無視して。
Kanonは本当に登場人物全てが大好きなので(久瀬は除く)、
こうなりゃやけだと全員登場させてみました。
他のアニメはパクらないと思っていたのに、パクっちまいました。
自分はう○い棒ではチョコレートが好きです。
よし、じゃあ次はリトバス・・・はこの間やったから(アレがやったといえるかわからないが
プラネタ・・・・は難しそうだなあ。
この物語はkanonの二次版権小説です。キャラクターが崩壊している恐れがあります。
さらに物語内にアニメ的な見解と原作的な見解と独自の見解が混ざっていることがあります。
ネタバレを含んでいますので読む方は注意してください。
緑やら白やらのイルミネーションが商店街に光る。
どこからかテンポの高い歌やクラシック曲が流れる。
ところどころの店の前に赤い帽子と服を着た人が呼び込みをしている。
12月に入ると同時に、こんな感じだったが、
当日になるとさらに勢いが増した気がする。
こういう人は、祭りそのものより
それに便乗したお祭り騒ぎに乗りたいだけかもしれない。
そんなことを思いながら、
俺、相沢裕一はあゆとクリスマス一色の街中を歩いた。
「たのしいねえ」
あゆは相変わらずたい焼きをほおばる。
服装も相変わらずのダッフルコートと羽の生えたリュックサックだ。
高3だというのに、身長も全く変わっていない。
髪も一時期短くなっていたが、今は元通りだ。
「そうか?ただだらだら歩いているだけだぞ?」
「うぐぅ、裕一君は風情っていうのをもっと感じたほうがいいよ」
「悪かったな。1年経っても風情を感じる余裕なんかないんだよ」
俺はと言うと、厚手のコートを着込み、手をポケットに突っ込み、
マフラーに顔をうずめている。
この街に戻ってから1年経とうとしているが、寒いものは寒い。
なぜなら、夏になってもそんなに気温が上がらなかったからだ。
夏日がない夏を初めて知った。
7年前もいたはずだが。
「ところであゆ、それ何個目だ?」
「うぐ?」
鯛の尾を口から出したまま、あゆが聞き返してくる。
「あゆの分にしては多いような気がするが・・・」
「んっ、大丈夫だよ。ひとつ、ふたつ・・・」
口にくわえたたい焼きを飲み込んでから、
腕に抱えていた紙袋の中身を数えてみる。
「・・・・・」
次第に声が小さくなってくる。
「何個だ?」
「・・・じゅうろく」
確か1人2個と考え20個買って、あゆの分は先に食ってもいいと言っていたから・・・
「・・・ごめん」
「まあいいさ、北川にはやらないでおこう」
1回頭を叩こうとして出した手を広げて、あゆの頭に軽く乗せてやった。
手を出すと寒い。さっさと行くことにしよう。
都会より一足も二足も早い雪から逃れるように、
俺たちは喫茶店「百花屋」へ駆け込んだ。
「あ、お帰り〜」
出迎えてくれたのは飾りを持って走り回っていた名雪だった。
「ありがとうね、飾り手伝って」
普通感謝の言葉の次には、
休ませるような言葉が入るものだと思っていたが。
まあ、参加者にも男勢は少ないわけだから仕方ない。
コートを入り口に掛けて、飾り付けの作業を手伝うことにした。
きっかけは、学校での名雪の言葉だった。
「もうすぐクリスマスなんだね〜」
教室で、いつもの面子、俺と名雪と香里と北川が
集まっているときに、名雪がそう切り出した。
「そういえばそんな行事もあったな」
俺はそんなに興味がないから適当に返しておく。
「よし、パーティーしよう」
瞬間的に北川が言う。
「なんでだよ」
「俺がしたいから」
「1人でやってろ」
「いいじゃないの。やろうよ、パーティー」
珍しく香里が北川に賛同した。
「私もやりたい」
名雪まで手を挙げ、少数派になってしまう俺。
「わーったよ、やればいいだろ」
やむなく、俺も手を挙げた。
「それで?どこでやるんだ?」
「いつもの喫茶店でいいでしょ。百花屋」
「4人なら誰かの家でもいいんじゃないのか?」
「なに言ってんのよ。いっぱい呼ぶに決まってるでしょ」
香里の言葉に絶句する。
「えーと、私と栞でしょ」
香里が指を折る。
「私はお母さん呼んでくるよ」
名雪の言葉に香里がまた折る。
「お前にも友達いたよな、2年と大学に」
「ああ、美汐と舞と佐祐理さんと・・・」
俺に向けられた北川の言葉に答えてしまう。
「て、どれだけ呼ぶんだよ!」
「知り合いいるだけ」
「大体舞たちは大学で忙しいんじゃ・・・」
「じゃあ連絡しなさいよ」
いまさらだが、香里や北川に道理は通じないようだ。
俺の発言権は消え去った。
そんなわけで、このパーティーに至った。
舞や佐祐理さんに連絡を入れると、喜んで来ることになった。
そういえば、卒業以来会ってなかった。
飾り付けや秋子さんの料理が揃った頃に、続々と参加者がやってきた。
「こんにちは」
まずやってきた香里に続いて来たのは、妹の栞だ。
「よう」
栞はもう学校にも来れるようになり、香里を通じて頻繁に会っている。
「あ、裕一さん、今日は呼んでいただいてありがとうございます」
「いや、俺は何もしていない。香里や名雪が勝手に決めただけだ」
「いえいえ、それでもとってもうれしいです」
「いやあ、俺は栞は抜きでいいだろと思ったんだがな」
「そういうこと言う人、嫌いです」
口を尖らせる栞。なんかこういう会話も久しぶりだ。
「じゃあ、香里と栞さんはこっちね」
名雪に連れられて同じテーブルに座った香里と栞。
昔はギクシャクしていたが、今はとても仲良く会話している。なんともほほえましい。
続いて来たのは、大学生活を送る舞と佐祐理さんだった。
「よぉっ、おふたりさん!」
「あ、裕一さん、こんにちは〜」
およそ9ヶ月ぶりの再会だが、佐祐理さんはあまり変わっていなかった。
「・・・・・」
舞も相変わらずだった。
「よお舞、元気か?」
「・・・元気」
だが、俺と佐祐理さんにしか分からないようなレベルで
口数が多くなっていることはわかる。
「大学のほうはどうだ?」
「舞すごいんですよー、成績なんてとってもよくて。
高校では私と同じくらいだったのに差がついちゃったんですよ」
「そうなのか?」
こくり。
どうやら大学でも頑張っているようだ。
ちなみに2人とも、もうすっかり元気だ。
大怪我したことも、もう忘れるほどだ。
ひょっとしてあれは、全て夢だったんじゃないだろうか。
明るく喋る佐祐理さんと、チョップを食らわせる舞を見ていると、
そんなように思えてくる。
しかし、深く考えるのはやめた。
今こうして、2人とも笑っていられるのだから。
舞に負けず劣らず無口に入店したのは、美汐だった。
「・・・」
「何か声を出してくれないと、気づかれないぞ」
「そうは言われましても・・・」
「でも、来ないかと思ったらちゃんと来たじゃないか」
「・・・招待されましたから」
目を合わせないで話すところも相変わらずだ。
その後、料理とぴろを持ってきた秋子さんが合流して、
総勢10人と1匹になった。心なし温度が高くなった。
「はいそれでは、えーと、クリスマス万歳?
カンパーイ!」
北川の適当な音頭でシャンメリーで乾杯して、
それからはもう自由時間だ。みんなばらばらに喋りだす。
そんな中。誰かがこんなことを口にした。
「裕一さんって、誰が好きなんでしょう?」
ピシッ
何かが割れる音がした。
声の方向を見ると、意外なことに佐祐理さんだった。
「さ、佐祐理さん・・・何をいきなり」
「だって、裕一さんってこんなに女の人の友達がいて、その・・・えーっと・・・」
「・・・ハーレム」
なぜか隣にいる舞が補足する。
「あ、そう。それです。裕一さんってそうじゃないですか」
いやいやいや、ちょっと待て。
「いやいや、裕一はまだそんな事出来ないって。
まあ、私が一番一緒にいるけどね」
名雪がフォロー・・・してくれなかった。
何乗っているんだ、名雪。
「いやいや、だって裕一さんは舞と一緒に暮らすとか言っていたじゃないですか。
どうなったんですか?」
対抗する佐祐理さん。ひょっとして酔ってる?シャンメリーで?
ちなみに舞は無表情でいるかと思えば、
少し赤くなって小さくなりながらケーキを食べていた。
「そんなこといったら、私だって公園でキスまでしちゃいましたよ」
「「「キスゥ〜〜〜!?」」」
栞まで便乗してきた。もうやばい。
「うぐぅ!ボクだって抱いてくれたじゃないか!」
「誤解を招く言い方をするな!」
あゆは言葉の加減というものを知らない。
俺はただ抱きついただけだったが(それでもまずいかもしれないが)、
「裕一君、あなた、ロリコン?」
香里が恐ろしいほど冷たい目で見てきた。
あゆは同い年だと言いたかったが、最早そんなレベルの話題じゃなかった。
「裕一さん・・・あなた、あの子とはお遊びだったんですか?」
美汐まで口を挟む。
「あのー・・・俺は・・・」
「あんたはちょっと黙ってて」
北川は隅に押し込められ、気がつけば俺に女子が詰め寄ってきた。
「あ・・・その・・・」
どう答えるべきか、いや、どう対処すべきか。
考えられることは1つだった。
「ん○い棒、混補駄呪!」
ポケットからお菓子を取り出し、地面に叩きつける。
たちまち煙幕が店中を占め、その隙に百花屋を脱出した。
「知り合いの長髪に貰っておいてよかったな・・・」
護身用と渡されたものが使える日が来るとは思ってもいなかった。
とりあえず全力で走って、商店街の入り口辺りまで来た。
「ここまで来れば・・・」
とりあえずベンチに座る。
クリスマスだけあって、商店街はいつもよりかなり賑わっている。
そんな中に、とてとてと走るものを見つけた。
身長的に間違いなく人じゃない。
しかも、こちらに走ってくるようだ。
近づいてくるそれは、黄金色の毛を全身にまとい、
真っ直ぐ上に耳を伸ばした、狐だった。
子狐は俺の足元で止まり、キャンと鳴いた。
「・・・!」
そいつで、思い出した。
もう1人、パーティーに呼ぶべき人がいるのを。
「お前・・・真琴か?」
違うと思いながら、足元の狐を抱いて、目線まで持ち上げる。
その狐は答えるかのように、また大きくキャンと鳴いた。
「戻るか。もう収まっているだろうし」
狐を降ろして百花屋に向かう。狐もついてくる。
何がめでたいかも分からないが、
こんな日に、みんなが幸せでありますように。
あー、長かった。
付き合っていただいてありがとうございました。
「いつかkanon書きたい!」という願望と、「クリスマスにもなんか書きたい!」という願望が混ざった結果がこれです。
ちなみにタイトルの由来は「クリスマス(聖夜)」と「Kanon(光とかなんかそんな意味)」を足しただけです。安易?
もうクリスマス関係ないような気がしますが、そこは無視して。
Kanonは本当に登場人物全てが大好きなので(久瀬は除く)、
こうなりゃやけだと全員登場させてみました。
他のアニメはパクらないと思っていたのに、パクっちまいました。
自分はう○い棒ではチョコレートが好きです。
よし、じゃあ次はリトバス・・・はこの間やったから(アレがやったといえるかわからないが
プラネタ・・・・は難しそうだなあ。
おまけ
俺が戻ってみると、店中の人が倒れていた。
「あら、裕一さん」
ただ1人、秋子さんを除いて。
「裕一さんもどうです?」
右手のものを持ち上げる。
それは、何か虹色に光るものだった。
「友達のパン屋さんから新作を頂いたので、
私特性のジャムを塗ってみたんですが、いかがですか?」
俺の人生が終わった。
CLANNADアフターで奇跡のコラボをしていたから、
こんなことをしてもいいと思った。
俺が戻ってみると、店中の人が倒れていた。
「あら、裕一さん」
ただ1人、秋子さんを除いて。
「裕一さんもどうです?」
右手のものを持ち上げる。
それは、何か虹色に光るものだった。
「友達のパン屋さんから新作を頂いたので、
私特性のジャムを塗ってみたんですが、いかがですか?」
俺の人生が終わった。
CLANNADアフターで奇跡のコラボをしていたから、
こんなことをしてもいいと思った。








佐祐理かわいいよ佐祐理
自分も聞こえますww
自分も佐祐理さん好きです。佐祐理さんルートも舞のついでに作ったにしてもよかったですし。