何かが変わっていく。

少しづつ変わっていく。

それはとても当たり前のことだけど、

僕はずっと“今”が続いて欲しかった。

だから提案した。

「ねえ、昔みたいに、みんなで何かしない?」

子供のときにできたリトルバスターズ。

悪に立ち向かうために結成されたそれは、

僕らが成長するとともに、戦うことをやめていった。

だから、昔も今も同じだって、そう思いたかった。

「なんだよ、唐突に」

「何かって?」

真人と謙吾が聞いてくる。

僕自身もよくわからないけど、とにかく変わっていく世界に逆らってみたかった。

いや、逆らうのではなく、ただ遊びたかっただけかもしれない。

「じゃ・・・」

恭介は屈みこむ。

そして立ち上がるとき、手に何かをつかんでいた。

それは、頭に赤い帽子をのせ、背中に羽を生やした、

「人形劇をしよう」

両手を広げた人形をいじった。

「へ・・・」

「・・・は?」

真人と謙吾が同時に聞き返す。

「人形劇団を作る」

空いたほうの手を前に突き出す。

「劇団名は・・・リトルバスターズだ」


「で、どうするのさ」

「とりあえず、全員に手を使わずに人形を動かしてもらう」

「んなことできるか!」

「ほら、こうやって」

恭介が人形に手をかざすと、人形は立ち上がって踊りだした。

「さあ、楽しい人形劇の始まりだぁ!」



いわゆる一つの声優ネタ

ただいまkanonの小説を書いていますが、その途中でふと思いついてしまいました。

発展させる気はありません。

でもいつかまともにリトバス小説は書きたいです。
2008.12.13 Sat l 小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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