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つまりこうだ、軽井沢は諏訪。いいね?

アッハイと言え。



突然軽井沢に行きたいとほざきだした母に連れられ、家族ぐるみで軽井沢に旅行することになったのですが、

アウトレットショップや旧軽銀座に毛ほども興味のない私は2泊3日ただ連れまわされるのは我慢ならず、

せめて1日くらい好き勝手させてくれということで、2日目に一人、前々からめちゃくちゃ行きたかった諏訪まで旅立つことにしました。

「同じ長野県だしすぐ行けるっしょ」という当初の印象は割と早い時期にナビタイムに破壊されたのですが、それでも金沢からそこへまっすぐ行くよりは楽でしたので。


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まずは新幹線はくたかで長野まで戻り、しなので松本、スーパーあずさで諏訪の方へ。ぐるーっと回りますねー県内なのに。

私の中ではくたかとはサンダーバードとかによく似た特急電車なので、この車両をはくたかと呼ぶにはいかんせん抵抗が。

そして8時ちょうどのあずさ2号に乗ろうと思ったらねえでやんの。まあ、歌のあずさ2号が8時ちょうどに出るのは新宿かららしいけど。


で、ウィキによると諏訪大社上社の最寄駅が茅野駅というところなんですね。なのでチノちゃんまでの切符を買ったんですよ。

ところがバスは上諏訪の方から出ているらしいということを上諏訪到着直前で知るんですね。なので慌てて降りるわけですよ。

そしたらバスが2時間に1本程度で、次出るのが1時間半後らしいんですよ。なので諦めてタクシー使うとしても、せめてもうちょっと近い茅野駅から行こうと思ったんですよ。

そしたら次に茅野に行く電車が1時間かかるってわけですよ。なので多少遠いですが上諏訪からタクシー使うことに。

結果、バスなら150円のところ2600円かかりました。ふふ、のっけからでっかい賽銭を収めちまったぜ。

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というわけでこちらが諏訪大社上社本宮。ではなくその前にある諏訪市博物館。

諏訪大社参る前に知識を改めて深めておこうとかそういうつもりは全くないのですがなんとなく寄ってみた。

受付のお姉さんが来るのに5分くらい待って、「別にチケットもぎりもいないしこっそり忍び込んでも誰も気づかなくね?」と思いましたが、諏訪信仰や御柱の話はもちろん、旧石器からの遺品とか戦国時代の諏訪家とか武田家とかの話とかいろいろあってなかなか面白い博物館でした。

アンケート書けば絵葉書貰えるし。一応いいところ悪いところも軽く書いたけど、たぶんマークつけるだけでももらえる。


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入館料払わなくても入り口にもいろいろあるから寄るだけ寄ってみたらいかが。足湯もあったし。


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で、そのそばの交差点から諏訪大社へ・・・
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と思ったらこれ裏口でした。

まあいいや。神奈子様をバックから攻めましょう。

ちなみにこの入口の横に信長と光秀の因縁のきっかけになった法華寺があるということを後ほど知りました(後述)。


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オンバシラアアアアアアアアアアアアアアア

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こちらから拝殿に向かう際は布橋という回廊みたいなところを通っていきます。

本来は大祝しか通れない神聖な道だそうで。私はほら、風祝の旦那だから。


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途中に砲弾型忠魂碑が。字がつぶれててよくわかりませんが、日清か日露のころでしょうか。

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布橋を抜けてぐるっと反時計回りするように進むと拝所。

なんか変な動きをするなーと思ったら、本来は守屋山がご神体なのでそこに向かって拝所があったのですが、神仏習合の折に拝殿と仏教風の庭が作られ、ややズレた方向に作り直されてこんなことになったとか。

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その奥に拝殿。本来はこの石畳に仏教風の庭があったそうで。明治の廃仏毀釈で潰されたそうですが。

この諏訪大社上社本宮。諏訪大社には上社に本宮と前宮、下社に秋宮と春宮と計4つの場所がありますが、主祭神が今いるのはこの本宮なので、ここがメインといったところ。

下社は嫁であるヤサカトメの住まいですね。前宮は・・・後で話そう。

諏訪神についてざっくり解説しますと、ここには本来現地人の原始宗教の神であるモレヤ神とかミシャグチ様とか(東方の諏訪子様)がいましたが、

出雲にて国譲り(オオクニヌシが日本を天の神に譲渡)が起き、それに唯一反抗したオオクニヌシの息子のタケミナカタ(神奈子様)が、天津神のタケミカヅチと喧嘩したものの負け、逃げに逃げてこの諏訪の地で「もうここから出ないから許してちょんまげ」ということでここに居座ることに。

ところがこの地には本来のモレヤ神たちがいたので、今度はタケミナカタVSモレヤ(諏訪大戦)が勃発。結果タケミナカタが勝ったので、現在主祭神はタケミナカタということになっています。

もっともモレヤやミシャグチもタケミナカタに習合されて、ひとまとめに諏訪神として信仰されているので、わざわざ区別しているのは東方オタクくらいでしょう。


ちなみに古事記の記述では「タケミナカタが諏訪に逃げた」までで、ミシャグチのくだりは諏訪でのみ語り継がれる神話で、日本神話のうちにはカウントされてないので注意。スピンオフというか二次創作というか。そもそも古事記だって全国各地の神話をかき集めて一本に纏めたオムニバスみたいなものだし。

あとは諏訪神の正体とはイスラエルの失われた十支族がうんたらかんたらで日ユ同祖論のうんたらかんたらで。興味ある人はググってみてはいかが。私はそんなに興味ないです。


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拝所から向かって右側に勅願殿なる建物が。こちらが本来の神体である守屋山の方向に向かっているため、神への挨拶は拝所、お願いはこっちでしろってことでしょうか。

とりあえず彼女欲しいと5回くらい願ってきました。できれば敬語使って緑のロングヘアで優しそうでおっぱい大きくて

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痛絵馬を探しましたが1枚しか見つかりませんでした。


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参集殿。相撲の神でもあるので、なんかそれに関する御供え物があるようで。

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宝物殿。入るには神社の人間に一声かけなければならないのでスルーするコミュ障。

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オンバシラアアアアアアアアアアアアアアア

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神奈子様はポケモンGOがお嫌いな様子。

たぶん早苗さんが遊んで神社の仕事をサボるからでしょう。

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五穀の種池。御頭祭(≠御柱祭)の際、ここに種を投げ、浮き沈みで豊作を占うとか。

五穀豊穣ライスシャワー。



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知っているのか雷電。


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タケミナカタとタケミカヅチの勝負の方法が相撲の始まりだったということで、こちらにも土俵がしっかり。

これも神事で使っている・・・のでしょうか。よう知らん。

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かわいい。

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で、正面鳥居から帰ります。

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周辺のお土産屋を周っているとこんなものを発見。なんか・・・必死ですね。

しかしすわこってなんだよどうせなら目玉ついた帽子をかぶって


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ポケモンGO始めました。

ツッコミ1:お前が始めたわけではない。

ツッコミ2:ポケモンGO禁止してる諏訪大社のおひざ元でよくそんなポスター貼れたな。

ツッコミ3:ポケラテかわいい


さて、本宮を参拝し、せっかくだし前宮も周ろうと思いつつ、そこに向かうバスなんてあるはずもなく。

前の道をまっすぐ行くだけだし歩くかってことで、その途中のとある場所に寄ることに。

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守矢史料館。

本宮と前宮の間くらいにぽつんとあるやつ。

守矢家というのは洩矢神の末裔の家計で、代々諏訪大社の神官をやってきた人たち。ただし中世近世あたりはタケミナカタの子孫を自称する戦国大名とかもしてた諏訪氏が大祝という実際働いているポジションで、守矢家はサポートポジだそうで。こっちが元祖じゃねーか!みたいな確執があったらしいですがまあいいや。

どちらにせよ、明治維新で家系で神官を続けることが禁止となり、諏訪大社にも神社庁から派遣された神官が就くことになり、ただの人と成り下がった守矢家。現在はその家の横に守矢文書と呼ばれる書類や昔の祭りを紹介する史料館が併設されています。

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ちゃんと表札もついてます。人の家の前ということに注意してお邪魔しましょう。

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史料館の手前に祈祷殿というものが。後で参拝しますが奥にミシャグチ様を祀る御左口神社があり、こちらは神事とかをする場所。武田信玄の勝利祈願のために当時の守矢氏が籠ったこともあるそうです。まあ結果はあれですが。

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で、こちらが史料館の建物・・・え、これ、史料館?

ああ、昔ながらの建物を再利用しているのかー。なんて思ってたら現代人の設計だそうで。こんな外見ですがコンクリ製だそうです。あと屋根に突き刺さってる柱は守矢家現当主が刺したものだそうで。

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中身は手前に昔の御頭祭(今は柱と剥製を捧げるだけだけど、昔は毎年子供を生贄にして鹿や猪を75頭狩って供えてた)という動物愛護団体発狂ものの神事や、蛙狩神事(蛙を捕まえた後矢で射抜いて供える。最近に動物愛護団体がブチギレて中止)という諏訪子様発狂ものの神事などを展示するコーナー。

奥に撮影禁止ですが守矢文書を展示するコーナー。内容はしょっちゅう変わるようで、私が行った時は大河ドラマに合わせて真田や武田に関連する書類を展示していました。

今ではとてもできないようなものを肌で感じる展示や、信長の直筆文書なんかもあってなかなか見ごたえありますが、まあこんなもんかって。文書を一つ一つ熟読しなければ10分くらいでさっさと見終わって前宮に行く。つもりでした。

まさかここで40分以上費やすとは。いや、そんなに見るところはないんです。


ここの職員さんがめっちゃくちゃお話大好きで、これでもかってくらい解説してくれるんです。


別にウザいわけではないんです。興味深い内容だし、話し方もうまくて内容も説明の仕方もすごい勉強になったんです。ただ長い。

いいんだけどね。すごい感謝してるんだけどね。「今から前宮行くんですよー」と言ったら解説さくっと終わらせて行ってらっしゃいって言ってほしいのに、「前宮とはうんたらかんたら、この角度がなんたらかんたら」「本宮はもう行っちゃったのか、先にこっちに来てくれたら色々解説したのに、法華寺で明智がうんぬん、ここの川で蛙をかんぬん」「時間があったら下社にも行きなさい、ヤサカトメがあーだこーだ、金刺氏がどーのこーの」「ミシャグチとタケミナカタが戦争した時、洩矢神社にうにゃうにゃ、藤島神社がうにゃうにゃ」



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いやほんと面白かったんです。時間が許されるならあと1時間ほど付き合いたいくらい。ただ私は夜までに軽井沢に帰らなきゃいけないので、ほんとすいませんと謝りながら出ました。


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早苗さん!早苗さん!早苗さん!

(78代守矢早苗氏は昭和20年生まれの70代です)


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広い庭があり、その奥の方にさっき言った御左口神社があります。諏訪大社の諏訪神がタケミナカタと習合しちゃってるのに対し、こちらは純粋にミシャグチを祀ってるようで。

神奈子様はどうでもいいから諏訪子様に挨拶したいという方はこちらへどうぞ。私はほら早苗さんが好きなので。


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そんなわけでおしゃべりなおっさんを振り切ってようやくたどり着きました前宮。

前宮はその名の通り本宮に神社本体が移る前に諏訪神がいた場所、つまり旧宅みたいなもの。ただの跡地みたいなもののせいか、神社の人間もいなければ参拝する人間もほっとんどいません。本宮ではツアー客までいたけどこっちでは私のほかに4人くらいしか見ませんでした。


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もっとも、東方厨はわんさか来ているようです(ボケボケで申し訳ない)

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オンb(ry


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二の鳥居。本宮に比べると整備されていないというか荘厳な雰囲気というか、とにかく山に貼り付いているのでかなり急な階段(というか昔階段であっただろう坂の脇に申し訳程度に新しく階段つけたようなやつ)を登らされます。うん、これでこそ山岳信仰(?)。

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こちらが本殿。つまり諏訪信仰の始まりの地といっても過言ではない。

建物に使っている木材は伊勢神宮が式年遷宮でいらなくなった古材を使っているそうです。リサイクル精神・・・と思いましたが、タケミナカタとアマテラスっていわば敵同士じゃ・・・ミシャグチから見れば敵の敵で味方ってことになったりするのかしら。


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諏訪子様の聖水が飲めます。


そんなわけでおっさんのせいでゆっくり参拝することもできなかったのでさくっと切り上げて軽井沢へ。行こうと思ったのですが、バスは当然ないし、タクシーも通らないし、徒歩で茅野駅まで向かうことにしました。

30分程度。ほんとド田舎です。でもいいとこよ。


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フォントがアウト。


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諏訪湖にも寄りたかったのですが時間がなかったので電車の車窓から。

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さっき言ってた洩矢神社も見たかったけど時間がなかったので略。

たぶんあの森の中にあるんじゃないかって。



そんなわけで軽井沢に戻り、その翌日軽井沢銀座で。


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また諏訪参りをしていました。

だって、だってすっごいでっかく看板置いてあったんだもん。


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ちなみに大きな看板の割にめっちゃ奥まったところで一瞬わかりませんでした。

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霧が出てきたな・・・


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ここの狛犬はちゃんと塗装されていました。なんかかわいい。


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本殿。小さな町の神社・・・って割にはかなり大きめで、山を越えた隣とはいえやはり諏訪信仰のおひざ元なんですね。


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こちらにも土俵が。周囲の柱は・・・御柱?



というわけで風神録を購入してから幾年、ようやく一番行きたかった神社に行くことができました。

これで伊勢神宮、出雲大社、諏訪大社と勝手にビッグ3と呼んでいる神社を全部行くことができたので、これでもういつ死んでもいいや。


で、そのことを姉に話したら。

姉「諏訪っておおとも?」

私「え、長野だし武田でしょ?大友は大分」

姉「それは戦国でしょ、平安の方」

ああ、大伴の方か。というか大伴家って諏訪と関係あったのか。知らなかった。さすが私よりいい大学出てる。

と思って感心したのですが、後々いくら調べても特に関係は見つからず。


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