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たとえ元日から22日経過していようとも初めて行った神社なんだから初詣なんだよ!!



はい、というわけであけおめ日記でぼやいていた初詣に今更行ってまいりました。

主に卒論とかご近所トラブルとかテンションとかいろいろな事情が立て込んでこんな日になっちゃいました。

そして今まで以上に大変地味な初詣になってしまったような。でも個人的には見ごたえ十分でした。


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まずはこちら。阪神高速神戸駅から歩いて数秒の湊川神社。

湊川と聞いて楠木正成が出てきたらかなりの歴史通。私は野中五郎大佐の「飛行長、これは湊川だよ」という名言が出てきます。由来は楠木だけど。

そんなわけで祭神は楠木正成。彼が天皇のために足利家に戦いを挑んだ湊川の戦いで敗れ、自害した地です。

正直そういった情報は一切聞かずに行ったので、めちゃくちゃ立派な敷地と神社を持っておりビビりました。


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こちらが社。近年建て替えたのか大変かっこいい。そして随所に見える楠木家家紋の菊水がね。かっこよくてね。江田島で見た海龍を思い出してね。泣けてね。

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お隣に菊水天神神社。いわゆるまにまに様(百人一首から、菅原道真を我が家ではこう呼ぶ)。

隣の社殿が立派すぎてちょっと地味。


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逆サイドに殉節地。要するに楠木正成が自刃した場所。

頼めば奥まで行けるようですが、コミュ障なので声かけられませんでした。


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鳥居横に稲荷神社。小さいながらも鳥居がいっぱいなのはさすが。

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中はなんだかすごいことになってました。


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で、稲荷神社の隣に立っている白い柱が、今回の本命その一。

防護巡洋艦「筑摩」の後楼、いわゆるマストであります。筑摩といっても太平洋戦争で活躍した利根型ではなく、第一次大戦で頑張った筑摩型一番艦だよ。

昭和10年の正成没後六百年を記念して、正成が掲げていた非理法権天(無理<道理<法式<権威<神で神が一番力持ってるみたいな意味)の旗を掲げるため、昭和6年に除籍した筑摩のマストを海軍省が奉納した。


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的なことがここに書いてあるようですが正直全然読めませんでした。(某サイトを参考にさせていただきました)


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現在は非理法権天ではなく日章旗が掲げられてます。

ちなみにこの非理法権天、正成が使ったというのは江戸時代の創作らしいですが、天を天皇と解釈して「天皇最強!」という皇国史観に利用され、菊水作戦こと沖縄特攻に向かった大和にも掲げられていたとか。

菊水は先ほど言ったように特攻の象徴としていろいろな特攻兵器に描かれてますし、太平洋戦争当時、どれだけ正成が持ち上げられているかがよくわかりますね。


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ちなみにちくマストの奥にはなんか祠っぽいものがあり、四隅に砲身らしい物体が立ってました。囲いの柱にでも使ってたんでしょうか。

口径は45ミリだそうですが、いまいち由来はわかりません。そんな高角砲あったっけ?


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手前に「山城艦凱旋紀念」。明治28年なので、山城というのはドック警備員の扶桑型ではなく、日清戦争で働いた貨客船山城丸のことかと。

上の王冠みたいのは砲弾置きのようです。


ミリネタはこの辺にして正成に戻ります。

今でこそ名将として有名な楠木正成ですが、江戸時代まではさほど名は知れていなかったとのこと。

それが今のように立派な神社が建てられるまでになったきっかけが、先の副将軍水戸光圀公のおかげ。

歴史書大日本史を編纂する最中、楠木正成のエピソードを知り、「こんなイケメンがマイナーとかどうかしてるぜ!(意訳)」と思い、碑石を作り、神社まで作っちゃったらしいです。

それがきっかけで江戸時代には英雄となり、昭和にも象徴としてあがめられるように。黄門様ぱねえ。

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というわけで、隅っこですが黄門様の像が置いてあります。


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隣に正成のお墓。石碑の文字は黄門様の直筆だそうな。


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最後に宝物殿へ。やや小さめですが、数百円で重要文化財や著名人の書とか絵とかを見られ、とても見ごたえがありました。

乃木大将が達筆すぎて濡れた。



そんなわけで大満足の湊川神社を離れ、次は尼崎へ。


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阪神尼崎駅から徒歩10分ちょい(JRでも似たような距離)にぽつんとあります難波八幡神社。

住宅地にある神社としては極めて平均的で、面白味もなんともない(ど失礼)神社ですが、来なければならぬものがあるのです。


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本殿。ごくごく標準的。祭神はもちろん応神天皇です。

他には隣に三社(天満、愛宕、スサノオ)と地蔵の祠がありました。


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で、今回の本命その二。ちゅーか大本命。

戦艦榛名のマストです。筑摩とか山城とか「太平洋戦争の奴じゃないんかよ!」とツッコミが聞こえてましたが、今度は本当に金剛型三番艦の榛名。だって他にはるなって護衛艦しかいないし。

なぜこんなところに立っているかというと、こちらの近くにかつて大日本国光宣揚会とかいう団体があり、どういうコネがあったのかわかりませんが昭和8年の近代化改装で短くしたマストの切った部分を、昭和11年から国旗掲揚のポールとして使用していたとのこと。

戦後その団体は解体され、長らく放置されていましたが、その場所に病院を建てる際、捨てるのももったいないってことでこちらの神社に奉納されたとのこと。GJと言わざるをえない。

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すみっこにあった碑。全部は見えませんでしたが、「昭和11年に海軍からもらったよ」的なことが書かれているっぽい。


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こちらもなぜか稲荷神社の脇に設置されていました。稲荷と海軍、どんな関係が・・・



以上です。本当はもう一つ行きたいところがあったけど、駅から絶妙に遠かったのでやめました。

橿原神宮にも瑞鶴のマストがあるという話ですが、レプリカをわざわざ見に行くのもなーって。

今回は趣向を変えてミリヲタとしての自分を前面に押し出した神社めぐりとなりましたが、意外と私の様々な琴線にビンビン触れる、面白い旅でした。

正成も筑摩も榛名も天皇、ひいては日本国を守るためにその身を捧げた英霊であり、その身を尽くして戦った志を、直に見ることで肌で感じることができました。彼ら彼女らのおかげで今の日本があるということを自覚し、彼ら彼女らに恥じぬ生き方をしたいと思います。

ごめん、適当なこと言った。
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