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こういうハッピーエンドを望んじゃダメなんですか!龍騎の世界は!

それとpixivに真司×美穂が一つもないのはいったいどうしてですか!

あとなんでこの真司わたせせいぞうチックなんですか!

というわけで、小説仮面ライダーシリーズも最終巻。

これまた延期を繰り返した龍騎でございます。


以下ちょくちょくネタバレ。


井上俊樹が監修ではなく直接書いたのは555とこれだけで、555は放送当時に刊行したものにおまけをつけただけなので、実質的に今回井上が書いた唯一の小説です。

商業展開を考えないためいろいろと要素が廃され、変身アイテムはカードデッキではなくエンブレム、ライドシューターなんてないしサバイブにもならない、武器は念じりゃ出てくるしバイザーはただの武器。出てくるライダーは13人以下だけど描写を見ると13人以上は存在している模様。

何より違うのはミラーワールドは鏡写しではあるものの、鏡の向こうの世界というよりは鏡を介して行くパラレルワールドのようなもの。なぜか空気が揺れないので音や声は通じず、仮面契約者(と書いて仮面ライダーと読む)はテレパシーで会話。しかもそのテレパシーはモンスターにも通じるので、ドラグレッダーが喋る(1回だけ)。

OREジャーナルもATASHIジャーナルも出てこないし、ライア(≒手塚)はヘタレになる(ここ大事)。

龍騎は何回も繰り返している設定(劇場版やTVスペシャルも繰り返しの一つ)なので、小説もそのひとつかと思ったらそうではなさそうです。


テレビ版と同じかはわかりませんが(劇場版真司とは違うな)、各登場人物には過去のエピソードが追加されています。そしてその全てが井上的です。

いのうえ-てき[井上的][名・形]重い過去や癖を背負ったキャラクター、敵対の友情や恋、勧善懲悪や大団円になれない展開など、視聴者、読者を欝にする要素のこと。井上俊樹的。

本当に井上は人の暗いところを書くのが大好きというか、誰も望んでいないことを率先してやる(悪い意味で)人で、よく言えばキャラたちをより深く知ることが出来る、悪く言えば見たくなかった側面で見てしまうようになります。

ただ、描写が直接的にだけで、浅倉はいつもどおりだったような気が。というか浅倉はテレビ版だけで十分に井上的でしたね。

浅倉の偏食は相変わらずで、犬を食ったような描写のときに真司が「あいつ、まさか犬を食ったのか?」とか言ってたけど、真司も昔サンショウウオ食ってるじゃないの。それとテレビ版じゃ土食ってたしまだましだろ。


で、過去はともかく一番井上的が強まったのが、というかテレビ版で好きすぎてこの井上的が許せないのが吾郎ちゃん。

いや、性格とか人間関係とかはあんまり変わってないんですけどね。井上そりゃないんじゃないかと。

真相はぜひ皆さん読んでいただきたいのですが、初登場からあんまりだし、その後の展開もあんまりだし、ラストもあんまりです。勘弁してくれよ井上。許してくれよ井上。


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吾郎ちゃんがあんまりにもあんまりだったので描いた。手に持ってるのは小説版だけどこの吾郎ちゃんはテレビ版(のつもり)。小説版吾郎ちゃんはとても描けません。いろんな意味で。

劇場版はまだ救いあるようですが、先生があんな以上吾郎ちゃんは吾郎ちゃんである限り救いはなく、カブトの三島のラストもあれだったので、鎧武の阪東さんは是非幸せになってほしい。

ああでも、龍騎を見てまどまぎを書いた虚淵が脚本なんだ。吾郎ちゃんを知ってる虚淵は・・・あああああああああああああ(ry


話を戻そう。

劇場版を書いた井上なだけあって、劇場版ヒロインである美穂がかなりピックアップされてます。映画は時間の関係でだいぶ短かった真司×美穂が、今回はこれでもかと書かれています。美穂かわいいです。

しかし劇場版を書いた井上なだけあって、ラストは当然・・・

だろうと思ったよ!どうせ井上だからそうなっちゃうと思ったよ!だって井上だもん!劇場版より描写が長い分、ショックもひとしおというかさんしお位だよ!(意味不明

というかファム、羽ちぎられたくらいで何で死ぬんですか。人間にはもともとない器官だし、変身といいつつ装着している描写があるし別にいいじゃん羽くらい。


蓮の彼女の恵里もだいぶキャラが変わっており、というかお前誰だよ。

テレビ版でもあんまり描写がありませんでしたが、こんな子ではなかったよなー。でもこっちのほうが好きかもわからん。


正ヒロインの優衣ちゃん?

あんなビッチ知りません。ぶっちゃけテレビ版のときからかわいくなかったもんねー。


んでラスト。テレビ版とも劇場版とも違う、でもある意味「劇場版のその後」かもしれない展開。

個人的にはこれが「龍騎の世界」の一番の終わり方じゃないかと思います。

テレビ版はぜんぶなかったことにするという、ハッピーエンドなんだけどなんかズルいと思う終わり方。

劇場版は「俺たちの戦いはこれからだ!」的な打ち切り。エンドクレジットで救いがあるようでやっぱりどうなったんだよという終わり方。

TVスペシャルは・・・どっちにしても救いねーじゃんという終わり方。漫画版だとまだましですが、結局はテレビ版と同じだし。

かつてない量の終わり方がある龍騎ですが、結局のところこれが一番いいです。というか、こうしないと今までの戦いはなんだったんだになります。

でもこれってことは・・・真司はやっぱり・・・だろうなあ・・・

もしこれでラストの一文が「宝くじの一等が発表された」とかだったら、それはそれで井上的でありだと思ったけど、それじゃ納得できない人がもっと増えるだろうなあ。


散々語らせていただきましたが、井上的が大好きな人にはお勧め。テレビ版では納得できない人にもお勧め。美穂が好きすぎて生きるのがつらい人(私とか)にもお勧め。ただ覚悟はしっかりしておきましょう。

テレビ版や劇場版が好きすぎて、あれらのエンディングや各キャラで満足している人は非推奨。特に先生と吾郎ちゃんが好きすぎて生きるのがつらい人(私の姉とか)は読まないほうがいいでしょう。死にたくなります。


さて、小説仮面ライダーもこれで一区切り。全部は読んでませんが、最近いろいろと小説を積んでいるので、既刊を読むとしても積んでいるのを消化するまではないかと。

さすがにウィザードは早いですが、今年か来年の頭にはフォーゼが出るんじゃないか、その勢いに乗ってテレビの放送終了後に小説を刊行するのが恒例化するんじゃないかと期待していたり。

個人的にはクウガの2巻希望!
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